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童貞、ときどきビッチ

ポケモンのような3Dデータの交換サービスを作りたい

ここ最近、3Dデータを良くするアイディアについて考えている。

そこで、3Dデータについて理解するうえで、ビットを学ぶことがとても勉強になった。AIや脳科学について研究する人が、神経細胞ニューロンに辿り着くかのように、3Dデータとビットは非常に近いものだと思う。

 

既存の3Dデータのコミュニティサービス・マーケットプレイスにおいても、流通の方法や仕組みが違うだけで、3Dデータ自体が変わっていくものは少ない。

 

ビットは、動きたがり、遠くに行きたがり、改善されたがるものである。

完成のモデルを並べるのではなく、中間データ(iges、stepファイルなど)を交換し、いじくり回せるサービスがあれば面白いなーと思った。

 

1番近い例だと、ポケモンのゲームである。

ポケモンの面白いところは、当時対戦がメインだった通信ケーブルを使って、プレイヤー同士でモンスターを交換し合うという遊び方を提供した点である。

 

そこでのルールをいくつかピックアップすると

  • 他プレイヤーから貰ったポケモンは、自分で捕まえたものよりも早く成長する
  • プレイヤーから貰ったポケモンは、技を自由に変更できる
  • プレイヤーに渡すことにより進化するポケモンがいる
  • プレイヤーが決めたポケモンの名前は変えることができない

 

そもそも交換ってガジェット同士でデータをコピペするので、データを渡しても手元に残るはずなのに、わざわざ自分のデータを"あえて消す"というのも興味深い(知り合いからの受け売りだけど)

他にもポケモンを交換するのは、お互い同じくらいのレベルのモンスターを渡したり、様々な暗黙のルールがある。相手が持ってないポケモンを渡して海老で鯛を釣ることもあれば、お金で釣るときもある。

コンテンツを売買する時は金銭的インセンティブしか起こらないが、そこにインターネットのような多次元的な作用が生まれれば、また別の楽しみ方や視点が生まれてくる。

 

例えば、ドローンのモデルを作れる人とスポーツカーのモデルを作ってる人が合えば、フェラーリのようなビジュアルのドローンができるかもしれない。簡単なデータしか作れない人は、他のモデルを組み合わせてレベルを上げていくようにする。アートよりも汎用性の高いデータのほうが重宝されるかもしれない。

 

元々、インターネット・資本主義・宇宙・マルチビジネスなど、雪だるまのように大きくなっていくものはとても強い。1:1でなく1:Nの法則は最強である。

3Dデータに関しても、個々同士での3Dデータの受け渡しだけではなく、システムがあれば、このような雪だるまの仕組みができるんじゃないかなと。

 

記事を書いてみて思ったけど、著作権とかがメチャクチャ難しそうだ。

 

あと、ポケモンやりたくなってきた。

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