未タイトル

童貞、ときどきビッチ

大人になってから「ピクミン」をやりたくなった話①

僕の知らない間に「ピクミン3」のゲームが発売されていたらしい。

高校の時にピクミンをやって、おもしれーー!って感じだったので、ピクミン3Wii Uごと買おうか少し迷った。

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大人になってピクミンの実況動画などを見ると、色んな気付きがあり面白く感じた。このゲームは大人がすべきでは?と思う。

 

ゲームの内容

ピクミンを知らない人に向けて、本ゲームの内容を軽く説明するとピクミンのゲームは以下のようになっている。

・主人公のオリマーはロケットが故障し、ピクミンが住む星に辿り着く

・散らばったロケット部品を回収することのがゲームのクリア条件

ピクミンはなぜか自分に懐いており、育てたり、戦わせたりすることができる

ピクミンは3種類いる    ※シリーズ2以降だと5種類に増える

ピクミンは種類ごとにそれぞれ個性がある(赤ピクインは攻撃力強め、黄ピクミンは電気に強いなど)

ピクミンは割と簡単に死ぬ

・酸素カプセルの都合で、ゲーム内で日数制限がある

 

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画像出典:「ピクミン3」のミッションモード、ビンゴバトルモード、紫ピクミンと白ピクミン

 

グランド・セフト・オートなど、バイオレンスなゲームは今までに沢山出ているが、ピクミンどうぶつの森のビジュアルかつ残酷な内容となっている。そのギャップが面白いのだ。

ピクミンは死んだ時に、「わー」とか「ふにゃーらら」と叫ぶのだが、この演出が非常に胸を打たれる。一応、オリマー自身も攻撃できるのだが、その攻撃力は微々たるものなので、ピクミンを投げることに専念した方がいい。

 

また、普通にプレイすると主人公のオリマーが死ぬことは殆ど無い。

RPGなどで主人公と仲間が一緒に戦うシーンは多くあるが、ピクミンでは主人公は戦わず、仲間のピクミンだけが永遠に戦うのだ。

 

あと、ピクミンのテーマ曲である「愛のうた」も悲しい歌詞になっている。

引っこ抜かれて あなただけについて行く今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べられる

ピクミンのゴール

本ゲームは、ピクミンを増やすのがゴールではなく、あくまでロケット部品を回収するのが目的である。(なんでピクミンというタイトルなんだ)

ロケット部品のパーツは何種類かあるが、全部集める必要はなく、8割程度のパーツでもゲームクリアとなる。そのため、勝てないステージはすぐに諦めて、次のステージに進むべし!という損切りが非常に重要になる。

ピクミンを大事にするほどクリアが難しくなるため、プレイヤーのモラルが試される。

 

君主論で有名なマキャベリの言葉を引用すると、「目的のためなら手段は正当化される」

そう、ピクミンマキャベリズムなのだ。